HTTPサーバー内部でエラーが発生した場合の原因調査には必須な機能ではないでしょうか。
以下はIIS7のIISマネージャメニューのログ記録設定画面。
形式はW3Cが一般的、というかデフォルトです。
ディレクトリに指定されたところにログファイルが作成されます。
サイトの番号順に「W3SVC」というサブフォルダの中に、「u_ex######.log」(#は日付)という名前のログファイルが作成されます。
HTTPクライアントからのリクエストに対して、1行ログが記録されます。
正常だとHTTPサーバーは200を返して終了します。
HTTPサーバー 500だと「サーバー内部エラー」ですが、それだとざっくり過ぎて詳細がわかりません。
詳細を知りたい場合は、「フィールドの選択」で、「プロトコルの副状態」を追加しておきます。
エラーの詳細コートと対処法については以下のMicrosoft サポートサイトを参考にします。
IIS 7.0、IIS 7.5、および IIS 8.0 の HTTP 状態コード
今回は、500エラーだけ、集中的に調査したいので、一覧を記載しておきます。
500.0 - モジュールまたは ISAPI のエラーが発生しました。
500.11 - Web サーバーでアプリケーションがシャットダウンしています。
500.12 - Web サーバーでアプリケーションが再起動のためビジー状態になっています。
500.13 - Web サーバーが非常にビジーです。
500.15 - GLOBAL.ASA に対する直接要求は許可されていません。
500.19 - 構成データが無効です。
500.21 - モジュールが認識されません。
500.22 - ASP.NET httpModule 構成は、マネージ パイプライン モードでは適用されません。
500.23 - ASP.NET httpHandler 構成は、マネージ パイプライン モードでは適用されません。
500.24 - ASP.NET 偽装の構成は、マネージ パイプライン モードでは適用されません。
500.50 - RQ_BEGIN_REQUEST 通知の処理中に再書き込みエラーが発生しました。構成または受信規則の実行エラーが発生しました。
注: ここでは、受信規則および送信規則の両方について、配布された規則の構成が読み込まれます。
500.51 - GL_PRE_BEGIN_REQUEST 通知の処理中に再書き込みエラーが発生しました。グローバル構成またはグローバル規則の実行エラーが発生しました。
注: ここでは、グローバルな規則の構成が読み込まれます。
500.52 - RQ_SEND_RESPONSE 通知の処理中に再書き込みエラーが発生しました。送信規則の実行エラーが発生しました。
500.53 - RQ_RELEASE_REQUEST_STATE 通知の処理中に再書き込みエラーが発生しました。送信規則の実行エラーが発生しました。この規則は、出力ユーザー キャッシュが更新される前に実行されるよう構成されています。
500.100 - 内部 ASP エラー。8.0 の HTTP 状態コード
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